リユース研究教育基盤機器整備事業について

リユース機器活用の勧め

国立大学(法人)等における学術研究設備は今から10年前と比べると数分の一以下に減少しています。それに伴う基盤機器の減少は長い目で見れば研究教育の弱体化につながると心配されます。

そこで、大阪大学科学教育機器リノベーションセンターでは、「大阪大学における設備整備に関するマスタープラン」に基づき、学内にあるリユース(再生)可能な研究教育機器を修理・復活させ、汎用性研究教育基盤機器として広く学内の教員や学生への共同利用を目的に、学内経費である教育研究等重点推進経費の要求を行い、平成19年度よりリユース機器の整備を行ってきました。厳しい財政難の折に、これまで蓄積されてきた、大阪大学の財産である研究教育機器を少しでも有効に活用しようとする試みです。

最近は大型機器を導入しても維持費が伴わなくなり、「使い捨て」にならざるを得ないこともありました。それらもリユースすることによって再度、教員、学生の研究や教育に活用していただくことができます。今後多数の皆さんに積極的にリユース機器を利用していただければ、利用料金が収益財源となり、リユースの細かなメンテナンスに関わる費用として捻出することも可能となります。

また、平成22年3月からは大阪大学学外の方にもご利用頂けるようになりました。共同利用対象の機器も随時増やしております。

皆さんには是非、研究・教育のために気軽にまた積極的にそれらの機器を使っていただきたいと思います。利用実績が上がればリユース機種をさらに増加させることができ、延いては皆さんが定常的に着実な研究を遂行することができるようになります。そのような体制を科学教育機器リノベーションセンターは目指しています。