リユース機器のバージョンアップに伴う名称変更のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・機器のリユース及びその共同利用を推進しています。

波長可変OPOパルスレーザーシステムの利用者が,高速時間分解分光計測を実施されるケースが多いことから,この度、同時使用の可能性が高い下記の機器を追加登録し,「波長可変OPOパルスレーザー/ナノ・マイクロ秒時間分解分光測定システム」に名称変更いたしました。

○波長可変OPOパルスレーザー/ナノ・マイクロ秒時間分解分光測定システム

機器詳細
このシステムでは,紫外から近赤外の任意波長のナノ秒パルス光を用いた各種実験が可能で,例えばレーザー誘起蛍光スペクトル,レーザー誘起リン光スペクトル,レーザー誘起過渡吸収スペクトルなどをナノ秒やマイクロ秒オーダーにて時間分解観察・記録することができます。
高速で暗い発光現象についても,高感度冷却CCDカメラを記録装置として組み込みましたので,積算撮像や10分以上の長時間露光等により,非常に低ノイズで記録することができます。
OPO励起源である高出力YAGレーザー(ω,2ω,3ω)パルス光を用いると,レーザープラズマ実験.パルスレーザー堆積法,気体のレイリー散乱やラマン散乱(窒素分子の回転ラマンの観察実績有り)の測定が可能となります。

(1)可視高速ストリークカメラ
カメラの形式:C5680-01
ストリーク管:N5716(200-1000nm)
入力レンズ系:A1976-01(200-1600nm, 1:1, F/5)
出射レンズ系:レンズ出力(1:0.7, F/2.0)
光電面サイズ:150μm×5.22mm
入射スリット:幅0-5mm可変
蛍光面サイズ:φ18mm
画像記録方式:接続したカメラ(下記(2)など)
掃引ユニット:M5677(時間レンジ:5ns ~ 1ms)
繰り返し掃引:最大2MHz(5ns掃引にて)
時間分解能力:50ps以内
トリガの入力:TTLパルス(±5V/50Ω)
カメラの接続:Fマウント
使用する電源:AC100V
トリガの調整:DG535によりps単位から調整可
ゲートの制御:観測時間外の入射光の影響をカット可

(2)冷却CCDカメラ
名称型式:PIXIS 1024B(UV増感コート付き)
画素配列:1024ピクセル×1024ピクセル
画素寸法:13μm×13μm
撮像寸法:13.3mm×13.3mm
観察波長:200nm-1050nm
量子効率:UV領域35%程度,可視域90%程度
シャッタ:機械式シャッタ(ソフト制御,最短20ms)
     外部トリガ入力によるバルブ撮影可
素子冷却:通常は-70℃(-80℃まで設定可)
計測制御:WinSpec(32bit)またはLightField(64bit)
接続形態:入射口(Cマウント),通信(USB)
使用電源:AC100V
パソコン:USBポート付きノートPC(持ち込みも可)

(3)その他(応相談)
Let’s Note CF-R6(計測制御用ノートPC)
回折格子分光器(30cm, シングルorダブル)
高速ゲート付きI.I.ユニット(最短3ns)
パルス波長計(エタロン式,HeNeレーザー波長基準)
デジタルオシロスコープ(TDS644B)
Arイオンレーザー(マルチ発振,5波長)
光スペクトラムアナライザ(Q8347,マイケルソン干渉計)
蛍光分光光度計(F-7000)

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