文部科学省 令和2年度第3次補正予算「先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)」に採択されました(令和3年2月12日)

研究機関等における基盤的及び先端的研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化を図るために、研究者からのニーズの高い、遠隔地からの研究や研究の自動化が可能な共用研究設備・機器の新規導入や、各研究機関等が保有している共用研究施設・設備・機器に対して遠隔利用や実験の自動化を推進するための設備・機器の追加(既存の共用研究施設・設備・機器の高度化等)を支援する、令和2年度第3次補正予算「先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)」に採択されました(応募113機関、採択40機関、1機関最高4億円)。

本学では、研究推進課・科学機器リノベーション・工作支援センターオープンファシリティ推進支援室を中心に、阪奈機器共用ネットワーク事業での機器の遠隔化・自動化の経験を大いに活かして検討を進め、全学機器共用に関する共用設備・機器のリモート化・スマート化だけでなく、本学の強みでもある共同利用・共同研究拠点や国際共同利用・共同研究拠点のリモート化・スマート化も含めて提案し、採択に到りました。

今後は、これらスマート化・リモート化を担う新規導入設備・機器を活かして、全学機器共用のネットワークの深化・発展を進め、研究環境の向上や研究の効率化に努めていきます。

・ 文部科学省 「先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)」の公募について(令和2年12月17日)

・ 文部科学省 令和2年度第3次補正予算「先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)」の採択機関の決定について
  (令和3年2月12日)

大阪大学・大阪市立大学・奈良工業高等専門学校で進める阪奈機器共用ネットワーク事業と、同事業で進めるNMR・電子顕微鏡・ESR装置などの遠隔利用の取組