センター長挨拶

科学教育機器リノベーションセンターは、「大阪大学における設備整備に関するマスタープラン」にもとづき、 長年にわたり全学共同利用施設として活動してきた工作センターを発展的に改組して平成19年4月1日に設立されました。 国立大学法人は、近年の厳しい財政状況により、現在、設備整備は益々困難な状況に陥っています。このため、 設備の現状を把握し、自主的かつ自立的に中・長期的視野で学内の設備・機器整備計画を行わなければならないことが 強く求められています。そこで、大阪大学では全学的なリユースの活用を取り入れた「大阪大学における設備整備に関するマスタープラン」 を策定し、その具現化のため「リユース基盤機器センター(仮称)」が立ち上げられました。 その機能は

1)再利用(リユース)の促進、
2)共同利用が可能な設備の情報発信及び管理、
3)学内外への共同利用の促進、
4)人材育成、
5)先端機器の共同開発を骨子としたものです。

一方、工作センターは学内の共同利用施設として昭和41年に発足して以来、 「ものづくり」を通して本学における研究教育支援を総合的に行ってきました。平成16年度からは「真空・低温技術」を キーワードにした研究教育支援の高度化の中期計画を実施し、『技術開発室』や『測定検査オープンショップ』の 新設などを盛り込んだ「科学技術サポートセンター(仮称)」への改組の検討が進められていました。その後、 本センター構想案は工作センターの組織改組と密接に関連することが明らかになり、両センター(仮称)を一体化させて 学内の要求を一元化することでより効率的な運用を図ることができるという認識に達し「科学教育機器リノベーションセンター」が設立されました。

 

センターは研究教育支援室、リユース促進室、共同利用設備室、 先端機器開発室の4室からなり、現在は旧工作センターの技術職員が中心になって主として豊中地区で活動を行っていますが、 将来的には専任教員、技術職員および非常勤職員が多数加わる大きな組織となります。新センターのミッションの中でも とりわけ急務であるリユースの促進については、皆様方のご協力によりデータベースの作成を行うことが出来、 平成20年3月からリユース促進室においてリユース設備・機器利用システムの運用を開始する運びになりました。 平成20年度からは概算要求で認められた革新的研究教育基盤機器開発事業のプロジェクトが先端機器開発室の 支援の基に始まります。このプロジェクトで開発された様々な最先端の研究教育機器は共同利用設備室を通じて 学内の共同利用に供していきます。皆様方のご意見を反映させながら、さらに高度な教育・研究支援を 目指していきたいと思っていますので、よろしくご協力とご支援のほどお願いいたします。

科学教育機器リノベーションセンターの役割と機能