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2017-02-22

●学内共同利用(リユース機器)バージョンアップのお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 平成29年2月20日より、リユース機器(No.83)理学研究科 フーリエ変換赤外分光光度計(赤外顕微鏡付)に新たな機能が3点導入されました。 【説明】 DLATGS検出器:冷却用液体窒素が不要で、MCTでは検出できない低波数(-400cm- 1)までの測定ができる。 顕微ATR(Ge):マクロATR測定ではできない、微量試料でも測定できる。基板等の 透過測定ができない試料の表面測定にも対応できる。 ダイヤモンドセル:顕微鏡下で透過測定をする時に試料を薄くのばすことができる。

2017-01-06

●リユース機器のバージョンアップに伴う名称変更のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・機器のリユース及びその共同利用を推進しています。 波長可変OPOパルスレーザーシステムの利用者が,高速時間分解分光計測を実施されるケースが多いことから,この度、同時使用の可能性が高い下記の機器を追加登録し,「波長可変OPOパルスレーザー/ナノ・マイクロ秒時間分解分光測定システム」に名称変更いたしました。 ○波長可変OPOパルスレーザー/ナノ・マイクロ秒時間分解分光測定システム 【機器詳細】 このシステムでは,紫外から近赤外の任意波長のナノ秒パルス光を用いた各種実験が可能で,例えばレーザー誘起蛍光スペクトル,レーザー誘起リン光スペクトル,レーザー誘起過渡吸収スペクトルなどをナノ秒やマイクロ秒オーダーにて時間分解観察・記録することができます。 高速で暗い発光現象についても,高感度冷却CCDカメラを記録装置として組み込みましたので,積算撮像や10分以上の長時間露光等により,非常に低ノイズで記録することができます。 OPO励起源である高出力YAGレーザー(ω,2ω,3ω)パルス光を用いると,レーザープラズマ実験.パルスレーザー堆積法,気体のレイリー散乱やラマン散乱(窒素分子の回転ラマンの観察実績有り)の測定が可能となります。 (1)可視高速ストリークカメラ カメラの形式:C5680-01 ストリーク管:N5716(200-1000nm) 入力レンズ系:A1976-01(200-1600nm, 1:1, F/5) 出射レンズ系:レンズ出力(1:0.7, F/2.0) 光電面サイズ:150μm×5.22mm 入射スリット:幅0-5mm可変 蛍光面サイズ:φ18mm 画像記録方式:接続したカメラ(下記(2)など) 掃引ユニット:M5677(時間レンジ:5ns ~ 1ms) 繰り返し掃引:最大2MHz(5ns掃引にて) 時間分解能力:50ps以内 トリガの入力:TTLパルス(±5V/50Ω) カメラの接続:Fマウント 使用する電源:AC100V トリガの調整:DG535によりps単位から調整可 ゲートの制御:観測時間外の入射光の影響をカット可 (2)冷却CCDカメラ 名称型式:PIXIS 1024B(UV増感コート付き) 画素配列:1024ピクセル×1024ピクセル 画素寸法:13μm×13μm 撮像寸法:13.3mm×13.3mm 観察波長:200nm-1050nm 量子効率:UV領域35%程度,可視域90%程度 シャッタ:機械式シャッタ(ソフト制御,最短20ms) 外部トリガ入力によるバルブ撮影可 素子冷却:通常は-70℃(-80℃まで設定可) 計測制御:WinSpec(32bit)またはLightField(64bit) 接続形態:入射口(Cマウント),通信(USB) 使用電源:AC100V パソコン:USBポート付きノートPC(持ち込みも可) (3)その他(応相談) Let's Note CF-R6(計測制御用ノートPC) 回折格子分光器(30cm, シングルorダブル) 高速ゲート付きI.I.ユニット(最短3ns) パルス波長計(エタロン式,HeNeレーザー波長基準) デジタルオシロスコープ(TDS644B) Arイオンレーザー(マルチ発振,5波長) 光スペクトラムアナライザ(Q8347,マイケルソン干渉計) 蛍光分光光度計(F-7000) 機器利用についてはこちら

2017-01-06

●学内共同利用(リユース機器)新規追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・機器のリユース及びその共同利用を推進しています。 平成29年1月5日より、薬学研究科から分離用超遠心機が共同利用機器に登録されました。 ○分離用超遠心機 【機器詳細】 核酸、タンパク質からウィルス、オルガネラまで、幅広いサンプルの遠心分離に使用できるフロア型多機能超遠心機である。 最高回転数(rpm):90,000 回転制御精度:±20 rpm以内(1,000 rpm以上の回転において) 温度設定範囲:0~40℃まで1℃刻み 温度制御精度:±0.5℃(温度平衡後±0.3℃以内) 利用可能なローターは以下の通りです。 アングルローター Type 45Ti Type 50.2Ti Type 70Ti Type 70.1Ti Type 100Ti スイングローター SW55 SW41 SW41Ti なお、ローターに適合した超遠心機用チューブは利用者各自が用意してください。 機器利用についてはこちら

2016-12-01

●学内共同利用(リユース機器)新規追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 平成28年12月1日より、歯学研究科から走査型プローブ顕微鏡が共同利用機器に登録されます。 ○走査型プローブ顕微鏡 【機器詳細】 試料表面を微小な探針で走査することによって、三次元形状を高倍率で観察する顕微鏡です。大気中で、固体や膜表面のナノメートルオーダーでの観察と形状測定が可能です。 さらに、プローブ先端で、試料の電気的特性や層分離構造、硬さなどの物性画像も同時に取得できるため、ナノテクの基本ツールとして応用が拡がっています。 大気中で高倍率観察が可能、非導電物もそのまま観察可能、高さ測定が正確に行なえる、試料の局所的物性測定も可能といった特長があります。 ・動作モード 1. コンタクトモード 2. ダイナミックモード 3. 位相モード ・分解能 水平 0.2 nm 垂直 0.01 nm ・最大走査範囲(X・Y)30μm×30μm ・最大測定範囲(Z) 5μm ・試料最大形状 φ24mm×8mm ・試料交換方式 ヘッドスライド機構 ・試料固定方式 マグネットによる固定 ・ヘッド移動範囲 6mm×6mm(試料径φ18mmのとき) 理学研究科からリユース機器NO.83フーリエ変換赤外分光光度計に赤外顕微鏡が導入されました。 ○フーリエ変換赤外分光光度計(赤外顕微鏡付) 【機器詳細】 赤外顕微鏡を搭載したことで、微小領域(μmオーダー)の測定が可能になりました。 イメージング(面分析)で試料の分布状態を可視化できます。 測定例としては下記のものがあります。 ・金属基板上に形成した薄膜 ・異物分析 ・薄片化(10μm程度)した多層フィルム ○With the coupling of an FTIR spectrometer to an infrared microscope, the system is able to examine microscopic areas of materials down to the micrometer level. FTIR imaging allows the visualization of chemical information on the spatial distribution about the constituents. The following are examples of application areas for FT-IR microscopy. ・High-sensitivity measurement of a thin film sample on a metal substrate ・identification and imaging of trace contaminants ・Analysis of a thinner multi-layer film having a thickness of about 10 micrometers or less    

2016-11-18

●臨時安全講習会(11月24日)開催のお知らせ

安全講習会(臨時)を11月24日(木)9:30から開催します。 こちらをご確認ください。

2016-10-20

●臨時安全講習会(10月26日)開催のお知らせ

安全講習会(臨時)を10月26日(水)9:30から開催します。 こちらをご確認ください。

2016-10-14

●H28年度後期リユース設備・機器に関する講習会追加掲載のお知らせ ★New★

平成28年度後期リユース設備・機器に関する講習会につき追加掲載いたしましたのでここにご案内いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
理学研究科 講義室 E201室(豊中キャンパス)
2016年11月1日 10:00 ~ 16:00
理学研究科 分析室 D103室(豊中キャンパス)
2016年11月1日 10:00 ~ 16:00
文理融合型研究棟2階 顕微鏡室(豊中キャンパス)
2016年11月2日 13:00 ~ 16:00
文理融合型研究棟2階 顕微鏡室(豊中キャンパス)
2016年11月15日 10:00 ~ 12:00
文理融合型研究棟2階 顕微鏡室(豊中キャンパス)
2016年11月14日 13:30 ~ 16:30
2016年11月15日 13:30 ~ 16:30
理学研究科 c棟227(豊中キャンパス)
2016年11月16日 10:00~12:00

2016-10-13

●機器分析セミナープログラム決定のお知らせ ★New★

平成28年度後期研究支援のための機器分析セミナーのプログラムが決定いたしましたのでここにご案内いたします。皆様のご参加をお待ちしております。 ・IV. 表面分析に関するセミナー「表面・微小部・深さ方向分析の基礎と実際」 お申込みはこちらから ・V. 透過電子顕微鏡(TEM)基礎セミナー お申込みはこちらこちらから

2016-10-03

●リユース学外利用対象機器追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 一部のリユース設備・機器については、学外の方の利用に供しており、受託分析を通して、大学、研究機関、企業等における研究開発を支援するとともに、リユース設備・機器利用の促進を図っています。 平成28年10月1日より、新たに以下のリユース機器が学外利用対象機器に加わりました。この機会に是非ご利用ください。 ESI (or DART)-LIT-Orbitrap型質量分析装置(Thermo Fisher Scientific LTQ-Orbitrap XL) 【概要・特長・仕様】 Orbitrapでフルマススペクトルを取得しながら同時にリニアイオントラップでそれらのMS/MSスペクトルを取得するパラレル検出が可能。 試料を前処理なしに直接イオン化し分析することが可能なDART-MS/MSによる有機化合物の迅速なスクリーニング分析及び確認分析が可能。 イオン源:ESI、DART、micro-ESI 測定可能な m/z の範囲:m/z10~4,000 最大分解能:100,000 (m/z 400、Orbitrap使用時) 質量精度:±0.0005 (m/z 400、Orbitrap使用時) 【用途】 Orbitrap による高分解能・精密質量測定、DARTによる天然物の迅速スクリーニングや合成化合物のハイスループットスクリーニング、揮発性成分のリアルタイム分析等が可能。

2016-09-07

●教員(准教授 研究設備リノベーション支援室長)公募のご案内

科学機器リノベーション・工作支援センターでは教員(准教授 研究設備リノベーション支援室長)1名を公募します。 詳細はこちらをご覧ください。

2016-09-01

●【★New★】eラーニング電子顕微鏡コース開講のご案内

2016年9月1日(木)にeラーニング電子顕微鏡コースを開講いたしました。これから電子顕微鏡を利用する人や電子顕微鏡を始めて間もない初級・中級者レベルの人を対象に、電子顕微鏡の基本的な原理や観察・測定条件について学べるようになっています。 電子顕微鏡に関する知識のレベルアップを図りたい方、どのような観察法が最適かのヒントを得たい方、みなさまのご利用をお待ちしております。 また、電子顕微鏡コースに加えて、ICPコースも開講しておりますので、そちらもあわせてご利用ください。 eラーニング電子顕微鏡コースをご利用の方はこちら

2016-08-10

●教職員(非常勤職員)公募のご案内 New!

科学機器リノベーション・工作支援センターでは非常勤職員1名を公募します。 募集要項はこちらをご覧ください。 [word版]  [pdf版]

2016-08-10

●学内共同利用(リユース機器)追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 平成28年8月8日より、理学研究科から電子スピン共鳴装置と2次元迅速測定X線回折装置(湾曲IPX線回折装置)が共同利用機器に登録されます。 ○電子スピン共鳴装置 【機器詳細】 仕様 Xバンド帯 ESR測定装置 シミュレーションコードあり UVレーザー照射により時間分解ESR測定可能 液体窒素及びヘリウム温度測定可能 ○2次元迅速測定X線回折装置(湾曲IPX線回折装置) 【機器詳細】 仕様 回転対陰極式 ターゲット:Cu, Moの2波長(真空状態のまま電動で切り替え) 最大定格出力:1.2kW(Moの場合、50kV-24mA) X線光学系:共焦点湾曲型多層膜ミラー 検出器 イメージングプレート(IP) ダイナミックレンジ:1050000(20bit) カメラ長:127.4mm ゴニオメーター:5軸方式(ω, φ軸はステッピングモーター駆動) コリメーターサイズ:φ10, 30, 50, 100, 300, 800μm ソフトウェア 測定・データ処理:RAPID/XRD(Windows7) 汎用2次元データ処理:2DP 統合粉末X線解析ソフトウェア:PDXL ver.2.1

2016-06-01

●学内共同利用(リユース機器)追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 平成28年6月1日より、薬学研究科からはESI-イオントラップ型質量分析装置と産業科学研究所からは二次イオン質量分析装置(SIMS)が共同利用機器に登録されます。 ○ESI-イオントラップ型質量分析装置 【機器詳細】 仕様 本装置はエレクトロスプレー型のイオン化部とイオントラップ型の質量分析部を持ち、 各種薬物やタンパク質の構造解析に利用できます。 また、フラグメントイオンを生成させて繰り返しの質量分析ができるため、 代謝産物の構造解析に威力を発揮します。 ○二次イオン質量分析装置(SIMS) 【機器詳細】 仕様 固体試料にイオンビーム(1次イオン)を照射して放出される2次イオンを質量分析 することにより、試料の構成元素を同定することができる。 経時変化を追跡することにより着目元素の深さ方向分布を得ることができる。 半導体中の不純物の深さ方向分析や多層膜における元素の相互拡散などの解析に用いられる。 ビームエネルギー:0.5~5keV 最小ビーム径:2μm 質量分析器:四重極型 質量範囲:1~245amu 検出器:チャンネルトロン

2016-05-02

●学内共同利用(リユース機器)追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 平成28年5月1日より、理学研究科の3機種が共同利用機器に登録されます。 ○ESI (or DART)-LIT-Orbitrap型質量分析装置 【機器詳細】 測定可能なm/zのレンジ:10 - 4,000 最大分解能:100,000 (@ m/z 400、FT 測定時) 質量精度:±0.0005 (@ m/z 400、FT 測定時) その他アタッチメント:nano-UPLC …MSとMS/MSのパラレル分析が可能 DARTイオン源    …低分子量向きのアタッチメント、 スループット性が高く多検体分析に向く ○核磁気共鳴装置(400MHzNMR)固体用 【機器詳細】 仕様 ・OS:Windows7 ソフトウェア:Topspin Ver.3.1 Probe ・4 mm Bruker WL Static solid Probe 最大回転数 ≤ 20kHz 測定温度範囲:-100ºC-150ºC ・4 mm Bruker H/X/Y CPMAS solid Probe 最大回転数 ≤ 20kHz 測定温度範囲:-100ºC-150ºC ・4 mm Bruker H/F/X CPMAS solid Probe 最大回転数 ≤ 20kHz 測定温度範囲:-100ºC-150ºC ○核磁気共鳴装置(400MHzNMR)液体用 【機器詳細】 仕様 ・OS:Windows7 ソフトウェア:Delt Ver.5.0.4 ・オートサンプルチャンジャ(24本対応) Probe ・5 mm JEOL TH5AT/FG probe S/N比:1H ≥ 370:1 13C ≥ 270:1 15N ≥35:1 31P ≥ 130:1 測定温度範囲:-100 ºC ~ 150 ºC

2016-04-28

●「ストックルームの新ラインナップ(化学関係部品)のお知らせ」

ストックルームでは平成28年度より、化学関係部品をラインナップに追加しました。 是非ご利用ください。

2016-04-20

●教職員(技術職員)公募のご案内

科学機器リノベーション・工作支援センターでは技術職員1名を公募します。 詳細は下記サイトををご覧ください。 https://www.reno.osaka-u.ac.jp/maneuver-support/

2016-04-14

●【★New★】リユース機器に関するe-ラーニング開講のお知らせ

リユース機器利用者の皆様の機器分析に関する知識・技術の向上を目的として平成28年4月4日より、e-ラーニングをセンターのHP上で公開しました。 利用者が分析機器に関する知識と理解を深めることを、また、分析機器の適正な使用の推進を図ることを目的として、技術支援サービスを提供します。 3部構成(オンライン講義、理解度確認クイズ、よくある質問FAQ)となっています。 web上の教材を使って、いつでもどこでも機器について学習することができますので、それぞれ目的やニーズに合わせてご利用ください。 【オンライン講義】 分析機器に関する知識を習得するためのトレーニングです。機器の原理や測定法について学習できます。 【理解度確認クイズ】 自己診断チェックの実施と理解度の把握のためのクイズ形式テストです。自分の知識の再確認や思い込みや間違った理解の修正を行うことができます。 【よくある質問FAQ】 機器利用に関するお役立ち情報の提供・収集のための利用者支援サービスです。機器を使いたいと思ったときにわからないことがあればチェックしてみてください。 このe-ラーニングを有効活用して、皆様の機器に関する理解の向上に役立ててください。 皆様のご受講をお待ちしております。 eラーニング「基礎から学ぶICP分析」を公開中。 (平成28年4月4日(月)より公開)

2016-04-13

●学内共同利用(リユース機器)バージョンアップ(光照射NMRシステム導入)のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 平成28年4月1日より、理学研究科 リユース機器核磁気共鳴装置液体用(No.75,67,76,90 利用可)に光照射NMRシステムが導入されました。 【説明】 サンプルに波長 265nm, 280nm, 365nm, 405nm, 420nm, 450nm, 565nmの光を照射 しながら溶液NMR測定をすることが可能です。 通常のNMRサンプルチューブ内にマイクロチューブを差し込み二重管作成し、そ の内部に光ファイバーを通し光を照射します。 光照射によるサンプルの反応・経時変化などを測定することができます。

2016-04-01

●学内共同利用(リユース機器)追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。 平成28年4月1日より、工学研究科の1機種が共同利用機器に登録されます。 紫外可視近赤外分光光度計 【装置概要】 装置は,紫外領域から近赤外領域までの波長域 (240nm~2600nm)において,試料の分光透過率,分光反 射率(入射角5度で固定)を測定できます. 光源はWIランプとD2ランプ,検出器は積分球,PMT,PbS からなり,波長域に応じた自動切り換えです. 診断光の単色性は,内蔵モノクロメータのスリット幅に より調整でき,Δλ=0.1~8.0[nm]の範囲で設定可能です. 波長スキャンによる透過率や反射率測定,波長固定での 透過率や反射率の経時変化測定を実施できます. 8インチウエハ用の反射率測定装置を備えていますので ウエハ上の任意の点における反射率測定(入射角5度 で固定)を実施できます. 上記の反射率測定の校正用に広帯域誘電体多層膜ミラーを備えていますので、400~1200nmの波長域については, 絶対反射率を測定できます. 可視偏光フィルタを診断光へ挿入することで,可視域 (400~700nm)については,偏光依存の透過率および反射 率を測定できます. 測定データは,テキストデートとなり,USBメモリで持 ち帰っていただきますが,制御パソコンのOSは WindowsXPですのでウイルス等の持ち込みが無いよう, くれぐれもご注意下さい. 【用途】 ・光学フィルタの分光透過率測定 ・光学ミラーの分光反射率測定 ・液体試料の分光透過率測定 ・8インチシリコンウエハ表面各所の分光反射率測定 ・微粒子などが分散した液体の分光透過率,分光反射率の測定 ・多層膜の分光透過率,分光反射率の測定 ・以上について偏光に依存した測定 透過率は,垂直入射が原則ですが,試料の置き方によっ ては,斜入射での測定もできます. 診断ビームサイズは,積分球直前において垂直10mm.水 平5mmの矩形です. 測定室(試料室)は,反射率測定装置の出し入れを可能と するために広くなっています.専用治具の持ち込みや測 定配置の検討次第では,特殊な測定も可能となります.