学内共同利用(リユース機器)追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。

平成26年7月1日に、理学研究科の有機微量元素分析装置が共同利用機器に登録(学外にも開放)されました。

有機化合物や天然物などの同定及び化学構造の推定や確認を行う場合、物質を構成する元素の組成を正確に定量することは極めて重要です。

有機微量元素分析装置は、有機化合物に含まれる炭素(C)、水素(H)、窒素(N)を燃焼分解し、燃焼ガスは、それぞれ炭素は二酸化炭素(CO2)に、水素は水(H2O)に、窒素は窒素酸化物に変換した後、さらに還元して窒素(N2)に変換し、これらの各成分を重量 %で測定する装置です。

元素分析の結果から、目的の化合物ができたかどうか確認したり、純粋な物であるか判断したりできます。

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