学内共同利用(リユース機器)追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・機器のリユース、およびその共同利用の促進に取り組んでいます。

平成27年12月1日から下記3機種がリユース機器として全学共同利用に供されます。
皆様のご利用を心よりお待ちしております。

■CNC旋盤 工学研究科

【装置概要】

コンピュータ数値制御の,2軸(X-Y軸)の旋盤です.
ターレットを有しており最適な工具を選択でき,
高精度な機械加工を行うことができます.

【用途】

・外丸削り,中ぐり,穴あけ,突切り,ねじ切り等の機械加工.

・NCプログラミングにより,複雑な形状の機械加工も可能.

・実験装置や試作品の製作.

・学生のものづくり活動での利用.

■ICP-OES(誘導結合プラズマ発光分析装置) 薬学研究科

【装置概要】

様々な元素の測定が可能な装置です。特にミネラル、有害重金属、希少金属などの金属元素の測定を得意としています。ICP-MSは、ICP-OESよりもさらに高感度測定が可能ですが、ICP-OESは、ICP-MSと比較して、夾雑物の影響を受けにくく、操作性にも優れています。

【仕様・特徴】
データ解析装置,オートサンプラー,水素化物発生装置,超音波ネブライザが付属されています。
・エシェル型分光器

・アキシャル測光

・半導体検出器による全波長同時測定

・波長範囲 167 – 785 nm

・波長分解能 < 0.007 nm (@200 nm)

・RF周波数 40 MHz,最高出力 2.0 kW

■フローサイトメーター 薬学研究科

【装置概要】

細胞表面及び細胞内のタンパク質発現量を定量的に解析する事ができます。操作性に優れており、比較的初心者でも使用可能な機器です。細胞解析に特化したアナライザーで、本機器でのセルソーティングはできません。

【仕様・特徴】
・レーザー光源:空冷 Ar レーザー (励起波長:488 nm)

・使用できる検出蛍光波長:530 nm 近傍、585 nm 近傍、

・蛍光色素等:FITC, PE, PI, 等

・サンプルチューブ:12 mm x 75 mm

・分析用コンピュータ:Mac-Pro

・データ取り出し: CD-R (ウイルス対策)