学内共同利用(リユース機器)追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。

平成28年8月8日より、理学研究科から電子スピン共鳴装置と2次元迅速測定X線回折装置(湾曲IPX線回折装置)が共同利用機器に登録されます。

○電子スピン共鳴装置

機器詳細

仕様
Xバンド帯 ESR測定装置 シミュレーションコードあり
UVレーザー照射により時間分解ESR測定可能
液体窒素及びヘリウム温度測定可能

○2次元迅速測定X線回折装置(湾曲IPX線回折装置)

機器詳細

仕様
回転対陰極式
ターゲット:Cu, Moの2波長(真空状態のまま電動で切り替え)
最大定格出力:1.2kW(Moの場合、50kV-24mA)
X線光学系:共焦点湾曲型多層膜ミラー
検出器
イメージングプレート(IP)
ダイナミックレンジ:1050000(20bit)
カメラ長:127.4mm
ゴニオメーター:5軸方式(ω, φ軸はステッピングモーター駆動)
コリメーターサイズ:φ10, 30, 50, 100, 300, 800μm
ソフトウェア
測定・データ処理:RAPID/XRD(Windows7)
汎用2次元データ処理:2DP
統合粉末X線解析ソフトウェア:PDXL ver.2.1