リユース学外利用対象機器追加のお知らせ

科学機器リノベーション・工作支援センターでは、大阪大学学内の教育研究設備・ 機器のリユース、およびその共同利用を推進しています。
一部のリユース設備・機器については、学外の方の利用に供しており、受託分析を通して、大学、研究機関、企業等における研究開発を支援するとともに、リユース設備・機器利用の促進を図っています。

平成28年10月1日より、新たに以下のリユース機器が学外利用対象機器に加わりました。この機会に是非ご利用ください。

ESI (or DART)-LIT-Orbitrap型質量分析装置(Thermo Fisher Scientific LTQ-Orbitrap XL)

【概要・特長・仕様】 Orbitrapでフルマススペクトルを取得しながら同時にリニアイオントラップでそれらのMS/MSスペクトルを取得するパラレル検出が可能。
試料を前処理なしに直接イオン化し分析することが可能なDART-MS/MSによる有機化合物の迅速なスクリーニング分析及び確認分析が可能。
イオン源:ESI、DART、micro-ESI 測定可能な m/z の範囲:m/z10~4,000 最大分解能:100,000 (m/z 400、Orbitrap使用時) 質量精度:±0.0005 (m/z 400、Orbitrap使用時) 【用途】 Orbitrap による高分解能・精密質量測定、DARTによる天然物の迅速スクリーニングや合成化合物のハイスループットスクリーニング、揮発性成分のリアルタイム分析等が可能。