光造形3Dプリンター(formlabs社 Form3+)

光硬化性樹脂にレーザー光を照射し造形を行う光造形3Dプリンターです。写真の造形物の写真を見て頂ければ分かるように、従来の熱溶解積層型(熱で樹脂フィラメントを溶解させて造形)の3Dプリンターと違い、非常に目が細かく高精細です。トナカイが非常にリアルに、また高精細に造形されています。

造形精度は非常に高いのですが、余分な光硬化性樹脂の溶解除去や、更なる樹脂硬化のためのキュアリング処理といた後処理が必要で、通常の熱溶解積層型に比べるとやや手間がかかります。トータルの作業時間としては熱熔解積層型と同程度で、材料費は光造形型の方が高価になります。本光造形3Dプリンターの利用には基本料と材料費の負担が必要です。

積層するレイヤーの厚みは25 – 100 μm、XY精度(面内精度)は25 μm、造形サイズは最大 145 x 145 x 185 mmです。

当センターでは、エンジニアリング用の熱溶解積層型3Dプリンター(MUTOH社 MF-2500EP、造形精度50-100 mm程度、エンプラ対応)も全学共用機器として運用しております。用途や目的に合わせて最適な3Dプリンターを選択しご利用下さい(熱熔解型と光造形型の3Dプリンターの比較はこちら)。

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